その人の常識やルール、習慣が問題を発生させる

自分が持っている常識やルール、習慣が問題を発生させる。常識やルール、習慣は、目の前の物事を効率よく効果的に対処するための手段。しかし、環境が変わるとその常識やルール、習慣の中に機能しなくなるものが出てくる。問題なのは、常識やルール、習慣は、自分では具体的に何かを把握できない。把握できないため、何が機能しなくなっている常識やルール、習慣なのかがわからない。

この人が、環境の変化に合わせて、常識やルール、習慣を変えた人と仕事をする。環境が変わる前はスムーズに仕事を進めることができた。しかし、それができなくなっていく。何が根本の問題なのか。自分が持っている常識やルール、習慣に気が付かずに変えることができなかった人に問題がある。

自責で考える目的は、問題が発生した原因を身体化されている常識やルール、習慣に目を向け、観つけることにある。他責にすることは簡単。目先は問題が消える。しかし、根本の問題は解決されていない。自分が持っている常識やルール、習慣の中で機能しなくなったものが何で、それを何に変えていくのか、変えるためにどう習慣形成していくのか。この部分は残り続ける。