部下に仕事を任せても、部下ができるようにはなら無い。これは上司の役職放棄でしかない。

「部下を信じて任せる」
上司が部下のことを考えてくれている
ようで、言葉からとても良い印象を受ける。

しかし、実際はそうなってはい無い。
「仕事を任せる」は「仕事を丸投げする」意味。
「(丸投げしたから)後は(責任も)よろしく」。

「仕事をふる」も同様。
あたかも部下のことを考えているようだが、
実際は自分がしたくない業務を丸投げする。

部下ができ無い場合は、部下が悪いとなる。
意識が低い、やる気が無い、人間性が低いなど。
精神論に原因を持っていくため、それ以上
原因を掘り下げ、再発防止をしていく思考が止まる。

精神論で思考を止めても結果はでない。

やる気が無いのは、やり方が観えないため。
やり方が観えれば、やった直後に
小さな達成感が得られる。
その結果、やる気がでる。

人がなぜ、思考や行動をするのか?
そこには原理原則がある。
応用行動分析学はとても有用です。

精神論で思考を止めるのは、
上司の責任回避でしかない。
上司の無責任でしかない。
そのような上司に
部下はついていこうとは思わない。

上司の役割は
組織の目的と目標に近づくために、
部下のできることを増やしていくこと。

そもそも、上司に成遂げていく
目的と目標が無い。
あるのは自分の身を守る目的。

丸投げする、やみくもに経験させるでは、
部下のできることは増えていかない。
人ができるようになっていくには、
科学的なステップがある。
それを使って言った方が皆が幸せになる。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000043.000068315.html