顕在化された市場シェアの奪い合いは、先々の非効率、非生産的な状況を確実に生む。奪うより創る

競争することで、より効果的で効率的「もっと良く、もっと速く」相手の利益をはかることができていく。人の役に立つことができる。

しかし、他と同じパイを奪い合う「顕在化されている市場シェア」を取り合う競争だけをしていると、いずれお互いに報復合戦に陥り、生産性がマイナスになっていく。相手の先ざきの利益をはかることができなくなる。いかに他を抑え込むか。抑え込まれ始めている場合は、どうやって相手をけん制するか。それらを考える時間が増えていく。本来、商売はお客様、相手の利益をはかるための行為なのに。

顕在化された市場シェアを奪い合うのもよいですが、そもそもの市場を創る、需要を創り、市場シェアの母数、分母を増やしていく必要があると、常々思います。

奪い合いことは、報復合戦になる。これは確実な事実。報復合戦は、どちらかが潰れるまで続く。相手が潰れた時には、自分も疲弊し、お客様・相手の利益をはかれる状態では無くなる。結局、共倒れ。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000046.000068315.html