リーダー向けの人材育成研修で、
フレームワークが使われる。これが問題。
1.【フレームワークはフレーム(マス・セル)を埋めることが目的化しやすい】
- 綺麗に埋められると、達成感が得られる。
- チェックする人に、承認してもらえる。
- 達成感と承認を得られるため、そこで完結する。
2.【そもそもフレームは、できる人が「できるようになってから」の思考“結果”の枠組】
【できる人が「できなかったころ」「できるように訓練している途中」の思考“過程”の枠組ではない】
- したがって、通常のフレームワークが機能する対象者はすでに「できるようになっている人」。
- そのできる人が「よりできるようになる」「より思考の精度を上げていく」ために使うもの。
いきなりゴール(結果)から取り組むことはできない。
ゴール(結果)にいたる過程のやり方でステップアップしていく必要がある。
通常のマニュアルやチェックリストも同様。
同行も同じ。
アクションラーニングも同じようなことになっている。
だから、10人中、1人か2人しか立ち上がってこない。
歩留まりが悪い。
リーダー開発の歩留まりが4倍になる 「気づく観点・気付く対話®」人材開発プログラム