なぜ、ロールモデルを求めるのか?

ロールモデルを求める。

そもそも仕事は、特定の相手の問題を解決する行為。ロールモデルに頼る必要はない。目の前にいてくれる相手に関わり、相手と一緒に問題を解決する過程で、能力が開発されていく。形式知化された知識や技術をおぼえることとは異なる行為。

特定の相手の問題が、他の人も同じように持っている場合、問題を解決するやり方がパターン化され、役割分担が進み、組織化されていく。プロダクトマーケットフィットの領域。

当然、特定の相手が見えなくなる。ここでようやくロールモデルを必要としはじめる。クリエイティブが終わり、オペレーションの効率化が必要だから。

オペレーションの効率化は社会に利益をもたらすが、そもそもの「仕事は特定の相手の問題を解決する」が消えてしまうと、社会に利益をもたらすことができなくなる。

思い込み、標語・スローガンを一旦やめて、自社や自分の仕事相手の都合を優先して関わる必要が出てくる。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000059.000068315.html