働く人に必要な「あるべき状態を構想する習慣」

目先の効率を追求していると、仕事のそもそもの目的、本質を忘れてしまうことがあります。仕事の目的は「相手の課題を解決する」。

「本部や上司に言われたことを処理する」「一方的に説明をする」「売り込む」など
の行動が、どこの組織も8割以上を占めていると想定しています。組織は顕在化した需要を効率よく刈り取る装置ですので。

これらの一方的な行動と思考は意図せず、悪気なく以下を発生させてしまう。
「他部署」の都合よりも「自部署」の都合を優先。
「取引先」の都合よりも「自社」の都合を優先。
「お客様」の都合よりも「自分」の都合を優先。

その結果「部分最適から全体最適」が叫ばれ、「チームワーク」「後工程はお客様」「組織横断プロジェクト」「お客様第一」などの昔ながらのスローガンが発せられる。

そして、サーベイなどを実施。結論はやる前から決まっていて労働環境、特にコミュニケーションの問題が特定され、コミュニケーション、対話、傾聴、コンプライアンスなどの研修が導入される。汎用的な知識を、具体的な仕事に転移できるのは1割未満の人材のみ。にもかかわらず一律にやろうしてしまう。これも目先の効率追求の習慣だと思います。

いずれも関係性を改善するための「目の前の効率を上げる」手段。しかし、根本の原因「仕事の目的」を思考と行動に落しこむことはされない。「相手の課題を解決」することは、一律の施策の水平展開を阻害し、目先の非効率を生むと思い込まれているため。

この状態を変えるポイントを整理しています。

詳細はこちらからご確認いただけます

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000069.000068315.html