組織のリスキリング

リスキリングを目的に、必要な知識を提供するために研修を実施する。しかし、効果が思うように出ない。その原因は、研修がそれぞれの組織行動を抑えた内容になっていないから。このことが、この1年間の研究から観えていきました。

組織行動科学®の原理原則】組織は目の前にある需要に効率よく対応する装置。目先の効率、時間当たりの生産性を上げるために、

  1. 成果が出たプロセスを細分化し、役割分担・職務定義をし、近視眼へ導く
  2. 成果が出たやり方をパターン化・標準化、手続きへ没頭できるようにする
  3. 手続きへの没頭は習熟をうみ、習熟は個人の日々の小さな達成感をつくる
  4. 決められた範囲で、より速くよりミスなく結果を出せる社員を高く評価する
  5. 評価は承認。承認は言語報酬。報酬が社員にパターン・標準を繰り返させる
  6. 目の前の承認が無くなることを恐れて、自分が失敗しそうな領域を回避する
  7. 失敗しないため決められた役割”以外”が観えなくなり、思考と行動が固定化
  8. KPIなどプロセスを管理する指標を設定、社員の思考と行動をさらに固定化
  9. 自分の判断・思考が消去され、行動に責任をとらなくていい状態ができ上る
  10. 責任感覚が無くなることで、指示命令が通りやすくなり、生産効率が高まる
  • 1から10により、与えられた役割の範囲で、仕事ができるようになる
  • 仕事ができると、高い評価(承認)を得ることができるようになる

今まで身に付けた習慣が、リスキリングを阻害している。

では、どうすればリスキリングが実現できるのか?

詳細は以下からご覧いただけます。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000079.000068315.html

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000079.000068315.html