想像力が不足する人の指示にまじめに応えても、報われることはない。では、どうすれば良いか?

事業環境が変わる。変わりはじめ3週間も経過するとふつうになる。大きく変わったことに気が付かなくなる。

このような状況下で、事業環境が変わる前に身に付けた行動と思考パターン、成功パターンを使おうとする。誰も悪気はない。「(〇ヶ月後の)”想像”がつかない」のような言葉を口にする。それまでの間、過去に身に付けた行動と思考パターン、成功パターンを悪気なく使う。

この結果はすでに観えている。指示をふまえまじめに行動をする。この努力は結果がでない。報われることは無い。

ほぼすべての人達は、想像力を訓練する、トレーニングする教育を受けて来ていない。想像力を訓練する環境にあった人達の10人中9人以上は、過去に認められない環境、日陰にいた経験があり、その環境下で試行錯誤をし続けている。私たちが30,000人以上の創造性・クリエイティビティに優れた方々の行動と思考パターンを観察、分析、検証した結果。

今、意思決定権を持っている人の10人中9人以上は、このような環境・経験はしていない。想像力を鍛えるセルフマネジメント力が不足している。

いつの時代も変わる。事業環境は変わる。その際にお客様・取引先が必要としているものを想像できる体系立てられたスキルを持っておいた方が良い。想像ができない意思決定者のもとで報われない努力をすることは悲しいことだから。

ビジネスの想像力、その先の創造力は、誰でも身に付けることができる。特別な個人のセンスでは無い。

すぐにできることは、
①インプットを増やすやり方を身に付けること
②自分で決めること