個人も組織もお互いの利益を創造しあえる関係であれば持続する

リモートワークが仕事にあたりまえに組み込まれる。直行直帰が仕事にあたりまえに組み込まれる。所属する組織に少しでも不満があれば、条件の良さそうな転職先を探し、面談をする時間が確保できるようになる。もしくは副業をする時間が確保しやすくなる。

生産ラインで仕事をする人以外は、時間で人を固定することができなくなる。就業時間が機能しなくなる。勤怠管理が形骸化する。但し、生産ラインの仕事は、無人化・自動化が進む。いずれは同じ状況になる。

仕事場に人を固定する企業の人気は下がっていく。優秀な社員は仕事場に固定されない企業、リモートワークや直行直帰ができる企業へ転職していく。しかし、このような転職先は当然、成果・結果を評価する。プロセス評価、能力評価は仕事場に人を固定できず成立しないため。成果・結果は余裕のある企業であれば3年から5年のコミットメント。より短い企業が多い。今までいた企業よりも評価は厳しくなる。

個人は成果・結果を約束する。組織はそのための機会と今後の評判を提供する。その前提には、相手への心理的な安全が必要になる。人間は心理的な安全がない環境では、パフォーマンスが1/3に減少するもの。組織の役割が変わる。今よりも人間のことを知る必要が出てくる。人間のことを知るためには、人間に関わる必要がある。人間に関わるには想像力が必要になる。相手のことを想像できなければ、相手に快を与えることはできない。人間、何かをした後に快が発生しないことは続けない。

このような事業環境では、新人の一部は、形式知化されたどこでも使える汎用的な知識を頑張っておぼえる努力をする。しかし、その知識を持っていても、実際に職場で挫折する。その仕事固有の暗黙知を知らないため。しかし、暗黙知を暗黙知のまま継承できる時間は確保できない。もし、その時間を確保した場合、法律違反になるため。

現場の知恵・暗黙知を教える機会が減る。教えようとする動機も減る。1人1人が創業者のように動きながら自分と利益を共にする相手の直結する絵を描き、その実現に向け課題を設定、具体的な解決策をつくってく。そのスピードを上げてく。

頭ではわかるが、これを実際にやり続けるのは困難が伴う。現在、社会で仕事をしている人の10人中8人以上は、決めれらた範囲の仕事をミスなくより速く対処するオペレーション力を高めてきたため。

成長する見込みのあるお客様・取引先とオンラインをベースに関わり、観察、相手の今後を想像し、需要を開発、開拓、創造する。このスキルを身に付けざるおえなくなる。

個人も組織もお互いの利益を、お互いに実現し合える相手と関係を継続する。

ぶら下がる、一方的に求める相手とは関係を解除する。

これも想像力があればわかること。

新たな仕事、新たな需要を創造するスキルがあれば生き残ることができる。

創造には想像が必要になる。

想像にはインプットが必要です。

創造力は誰でも高めることができる体系だったスキルです。特定の個人のセンスや感性ではない。