「〇〇するには時間がかかります」では創造は始まらない。ではどうするか

「〇〇するには時間がかかります」と言葉を発する人。

業界経験があり技術もある。今まで結果も出してくれている。

環境が大きく変わらない状況下では、関係はつづく。しかし、環境が大きく変わった状況下で、今までと同じように「ご存知のように、〇〇するには時間がかかります」と言う。依頼することを考えなおそうと思うようになる。

環境が変わり使い勝手の良い導入の負担感の少ないテクノロジーが普及する。仕事を進めるやり方変わっているにもかかわらず、過去のやり方、過去に身に付けた常識で、条件反射で判断をしてしまう。もったいない。

相手から依頼がある。条件反射で対応する。これでは新たな需要は創れない。仕事をなくしていく。

「相手が望むスピードで成果を出すにはどうすれば良いか?」

と自分に問いかけ想像する。その直後に想像できなくてもかまわない。

「相手が望むスピードで成果を出すために、何かテクノロジーが使えないのか?」

この問いかけでも良い。

テクノロジーにより今までのやり方のムダをなくすことができる。しかし、多くの人間は、それを受入れない。今まで身に付けてきたやり方は習慣になっているため。らくにできるため。やった直後に、自分に達成感があるため。自分が基準。相手が基準にない。

新たな需要の創造は、相手の問題を解決するために行う。自分が基準では実現できない。相手を基準にすることは蒸すかしいことではない。

「相手が望むスピードで成果を出すにはどうすれば良いか?」

「相手が望むスピードで成果を出すために、何かテクノロジーが使えないのか?」

このような問いを自分にかければ良い。その数を増やしていけば良い。徐々に仮のやり方が想像できるようになる。その想像を検証するために、まずやってみる。やることでインプットが増えていく。そのインプットが仮のやり方を検証してくれる。地味な小さな行動と思考の積み重ねですが、それを続けることで、当初、想像がつかない解答に辿り着く。

まず「〇〇するには時間がかかります」とk言わない。それがステップ1。負担感が低いため続けやすい。