デジタルがリアルな人。アナログがリアルな人。どちらも生き残れない

デジタルもアナログもどちらもリアル。これが生き残るための前提。

世代によって、人によって、常識は異なる。お互いに自分の常識を前に出す。相手の常識を非常識だとラベルを貼る。平行線で進むのなら良いが、衝突し合うと解決のしようがない。それぞれ、生活習慣、仕事の仕方が異なる。そもそも、育ってきた環境が異なり、使ってきたデバイスも異なる。

生れてからスマホがふつうにある世代。

生れてから黒電話がふつうだった世代。

考え方も行動の仕方も異なる。それは明らか。何を大事に大切にするかの価値観も異なる。それは誰でも頭ではわかること。しかし、こと仕事場、組織の中では、組織で過ごした年月が多い方が常識になる。そして、事業環境が変わる。そのタイミングで組織の常識に不具合が生じ始める。今までの常識の中で、使えなくなっているが何かを明らかにする必要がある。自己否定が生じるため、すぐには進まない。事業環境の変化に慣れていく。もとの常識が復活しはじめる。その結果、その組織は継続できなくなっていく。

まずは、お互いにお互いの自尊心を傷つけないようにする。言葉の威力を理解する必要がある。心理的な安全が確保できない環境では、創造力・クリエイティビティは出てこない。これは明らかな事実。