2020年6月時点で売上金額が“前年比△99.8%”

過去に8年近く、お世話になっていたクライアントへ今、すぐに取組むことができる具体的なノウハウを文面にしてメールでお送りした。インバウンドで繁盛していた時期があることは知っていた。そのため、今、困っていると想像できる。返答は“前年比△99.8%”。ノウハウをすぐに活用してくださるとのこと。とても嬉しい。何が必要か、それを想像し、頭と手と人に動いてもらったことが報われる。

このクライアントは電鉄会社の関連事業会社。生き残る体力はある。困っている時に、相手が具体的に何で困っているのかを考え、間違っていても良いから、それを伝える。商売はマネタイズすることがとても重要。いま、困っている取引先に、今、そして今後も活用できるノウハウや商品を無償で提供することも時には大切。freemiam 、free と premiam。はじめは無償で、その後、課金。デジタルベースのサービスで普及しているビジネスモデル。このようなビジネスモデルを再現することは否定しない。人間の行動原理から考えると、ともて理にかなっている。

しかし、そもそもの人間関係の機微、楽しさ、嬉しさがわからずに、freemiamのビジネスモデルを導入することは危険だと考えています。

デジタル化が進む商売・ビジネスであっても、最後は感情を持つ人間と人間の信頼関係。信頼関係には幅も深さもある。オンラインが仕事に入ってきても、それは変わらない。

人間はアート。不確定要因が多分にある。アートも人間も定義ができない。それが魅力の1つ。

よりよく生きていくために、不確定要因を減らすためにエンジニアリングやサイエンスがある。