相手の立場で考える。相手の立場を想像し考える。

組織の中で仕事をするハイパフォーマーの多くは「相手の立場で考える」と言う。

組織への所属の有無に関わらずトップパフォーマーは「相手の立場を想像し考える」と言う。

「相手の立場で考える」と「相手の立場で想像し考える」この違いは何か?

相手の立場で考える:

基本は文字列を使い論理的な整合性を過去の経験と知識を使い考える。

相手の立場を想像し考える:

基本はイメージ、立体物と時間軸。これらを過去の経験と知識を使いシミュレーションする。そして、文字列と変数をつかい検証をする。

これらは過去に30,000人のトップパフォーマー、組織の中で活躍する人材であれば「〇〇さんは別格」と言われる人達の行動を観察し、思考パターンを推測し、再現性を高めるための実験検証を行ってきた結果。

相手の立場で考えている限り、過去の延長線上、言い方を変えると多くの人達が共有し、あたりまえに使っている常識やルールの延長線上から飛躍することはできない。一流のアーティストが「それ、どこが新しいの?」とフィードバックをされる。

なぜ、相手の立場で考えていると、常識やルールの延長線上から飛躍でいないのか?基本、文字列で考えるため、現実を頭の中で再現し、変数を使いありえない状況をシミュレーションすることができない。

アートの世界で「立体物の裏を想像する」「立体物の軸を想像する」「目の前にある物を組合わせて、現実にはありえない状態を想定する」など問いかけられるそれに応えていくトレーニングがある。このようなトレーニングを受ける人は、極めて少ない。このような教育を受けていると、実社会で評価されるようなルートを通ることが難しくなる。

イメージを自在に頭の中でシミュレーションをする。それを組織や社会の常識・ルールを知り、そして使い、シミュレーションを検証する。常識やルールは文字・文字列、論理が基本になる。イメージを文字列で検証する。

イメージも文字もどちらも大切。しかし、どちらも使いこなせるような教育・育成はされてきていない。コンセプトメイキング・概念設計のようなイメージと文字の中間のトレーニングはあるが、それを教える側が、イメージ優先、もしくは文字優先のいずれかに偏っているため、機能していない。

このような状況を変えていくことで、ビジネスに携わる人たちが、新たな需要、人がほんとは今必要としている潜在需要を開発、開拓、創造できるようになる。そのためにスマートクリエイティブマネジメント®と創造力のセルフマネジメント®が開発された。