需要創造力を上げるには、人間の行動の原理と原則にもとづく必要がある

人間には感情がある。
人間の感情が需要創造を阻害する。

感情は快と不快。
人間、快に近づき、不快を回避する。

需要創造の実現には短くても半年以上はかかる。
半年以上、快を得ることができない。
快は報酬。報酬が得られない。

通常業務では達成感や承認等の快が得られている。
そのため、続けることができている。
小さな達成感や承認は、日々得ている。

「〇〇ができた」
「一日、何事も無く終えられた」
いずれも小さな達成感。

「〇〇さん、〇〇、ありがとうございます」
これは小さな承認。

これらの小さな快が得られなくなる。
不快になっていく。
不快になることで需要創造の実現が続かなくなる。

どれだけ頑張ろうとしても、
どれだけ意志を強くしようとしても、
人間、快が発生しないと続けることは難しい。

つまり、需要創造が実現でき、大きな達成感を得るまで、大きな称賛(承認)を得るまで、どのような快を得て、続けていくかが重要になる。快の種類を変えていく必要がある。承認と達成感から、自己コントロール感へ変えていく。