需要創造の技術で発想転換

発想を変える。社会、業界、組織の常識を壊す。

言葉は簡単。しかし、そもそも、今、自分が持っている“やり方”“常識”“ルール”が何かがわからない。

やり方、常識、ルールは、自分自身の習慣になっている。習慣になっていることは、自動化されており、ある状況に直面しないかぎり発現しない。つまり、平常時に「何かな?」と考えても、想像しても観えてはこない。

常識やルールが発想を阻害するが、常識やルールを身に付けているから、目の前の仕事がスムーズに対処できる。仕事を共にする人達と少ないやり取りで、仕事を分担でき、進めることができる。

常識やルールは身に付ける必要がある。その上で常識やルールを客体化して、取り除くスキルが必要になる。常識やルールを身に付けたうえで、飛躍するスキルが必要になる。

すぐにはじめられることは、以下を自分へ問いかける回数を増やすこと。

「そもそも」

「なぜ、そうなの?」

「それは、本当なの?」

クリティカルシンキングの本質はここにある。

クリティカルシンキングは批判的、批評的と訳す場合もあるが、この日本語から想起されるイメージは、クリティカルシンキングの本質からズレている。