ポータブルスキルはそのままでは職場で活かせない

どこの組織でも、どの業種、どの業態でも通用するポータブルスキルは、今の時代、すべてのビジネスパーソンが身に付けた方が良いスキル。

環境変化は急に起こる。その直後から、自分のポジションが変容し始める。多くは現状よりも落ちていく。だからこそ、ポータブルスキルの習得が必要になる。

しかし、どこでも、どの〇〇でも通用することは、抽象度がある程度以上あるということ。。各現場・現業に合わせて、抽象度のあるものを具体的なものに変換するスキルが必要になる。

具体化するための神経細胞の新たなネットワークをつくり、脳の構造を変える必要がある。そのためには、ポータブルスキルの一部で良い、その一部を1ヶ月間(正確には28日)、週に最低でも2回以上、継続できる行動ないし思考に分解・具体化する必要がある。そうすることで、神経細胞の新たなネットワークがつくられはじめる。

ポータブルスキルを身に付けることは最低限必要。しかし、それだけで、パフォーマンスが上がるわけではない。人が動いてくれるわけではない。資格試験に合格しても、現場で高いパフォーマンスをつくることができるわけではないことと似ている。