芸術表現の領域に”サイトスペシフィック”という考え方がある。ある特定の場所で、自立と自律ができている人たちが場を共有することで、その場に最適な解が立ち上がってくる。
各自各様にゴールとそこに至るシナリオは考えている。しかし、その場ではそれを手放すことができる。その結果、相手にとっても、自分にとって、また、その環境にとっても、持続する解が創られる。
サイトスペシフィックであれば、対面で直接会う価値がある。デジタル上、オンラインで関わることでは、創ることができない価値。
デジタルもアナログも、どちらもリアル。その環境で私達が大切にすることは何か。
151、2020年9月8日