相手の利益をはかり、自分を繁栄させる

「相手の利益をはかり、自分を繁栄させる」は当社の根本的な精神、考え方。

これはYKKの創業者 世界のファスナー王と呼ばれた吉田忠雄さんが大切にされた商売の精神、考え方「他人の利益を図り、自らを繁栄させる」善之巡環。約10年、ご縁があり仕事をさせて頂いている。

相手にどうなって欲しいのか?

その結果、自分がどのような利益を得たいのか?

そのために、自分が何ができるのか?

何ができるように、日々、挑戦する必要があるのか?

一所懸命に日々、正しく努力を続けることができる。

圧倒的多数の営業を中心とした仕事は、自社の製品を売ること。そのために、薄っぺらい関係をつまらない言葉と表情で構築し、薄っぺらい営業トークをパターン化し、つまらないスライドを作り込み、相手の時間を浪費させる。薄っぺら行動と思考では、相手と関係を深めていくことはできない。関係には程度がある。

善之巡環が頭だけではなく、実践を通じて肌身で、身体で理解できることで、正々堂々と自分・自社の利益を得ることを口にできるようになる。私自身、善之巡環を体現できている方々と関わらせて頂く中で、実感している。その恩に報いるために、新たな挑戦を背水の陣をひき、はじめ、つづけることで、実感が深まっている。

違うものは違う、おかしいことはおかしいと口にできる。大目的は相手の利益をつくることだから。その結果、自分の利益を得る。相手と自分が一蓮托生の関係になる。「信頼関係の構築が大事」のような薄っぺらことを言う必要もなくなる。

人と人の間で生き続ける人間が、正しく生きていける考え方が、「他人の利益を図り、自らを繁栄させる」善之巡環。

考え方がわかり、それを実践するには、やり方とつづけ方が必要になる。背水の陣をとり、後ろに引けない状況にすれば、誰でも考え方にもとづき、必要な情報や知識を必死で探し出し、それを参考にして目の前の問題を解決する具体的にやり方を編み出す。野生の思考のようなものが発生しだす。やってみて、上手くいった原因、上手くいかなかった原因を振返り、具体的なやり方を改善し、翌日に再度、やる。それを続ける。野村監督のような思考過程。

このようなプロセスをとる人は少ない。多くの人が、善之巡環を実体験するためには、まずは、小さな達成感が得られまでの具体的なやり方を伝えていく必要がある。小さな達成感が得られることで、続ける確率があがる。しかし、これだけでは上手くいかないケースもある。そもそも、具体的なやり方をインプットする興味がない。興味を沸かせる日々の小さな行動・思考の習慣をつけるように促す必要がある。

誰でも行動と思考の回数を日々、増やしていくことで、必ずできるようになる。これは脳科学、行動科学で証明されている事実。

“生まれ持ったものがある”という人がいる。否定はできないが、日々の小さなこと、凡事を繰り返すことで、生れ持ったものを持つ人を越えていくことができる。但し、凡事、日々の小さなことは念じても、強い思いを持っても続けることはできない。続けるための技術を身に付ける必要がある。

人口が減少し需要が減少する。環境変化で需要が無くなることもある。その中で、新たな需要を創造する。それができるリーダーが1人でも多く生まれることが、これから必要なことだと思い、弊社は仕事をしています。