時間を売るのか、価値を売るのか?

時間を売る。決められた具体的なやり方を、終業時間内に繰り返す。テクノロジーが今よりも一般化することで、その仕事は機械に置き換わっていく。人に関わる中で「だったら、人間がやらなくても良いね」「だった、人間が関わると、気分が悪くなるから」のようなマインドトークが発生することがある。この手の業務は、いずれ人間から機械に置き換わる。そのニーズがお客様と経営者は持っているため。

生産性を上げることは、やり方をパターン化すること。パターン化されることで、考える時間が削減できる。その次は、よりミスなく、より速くすることが、生産性を上げること。人間は必ずミスをする。ヒューマンエラー。テクノロジーが今よりも良くなることで、無人化にいきつく。機械はパターンを使う。感情が無いため速い。肉体が無いため疲れない。感情が無く、疲れを知らない場合、ミスは減少していく。

生産性が上ることで、私たちの生活はよりらくになる。負担が減る。

ベーシックインカムのような、国民に最低限生活ができるお金を支給する環境になれば、このラクな環境を享受できる。しかし、ベーシックインカムを運用するには、税金が必要になる。税金はどこから来るのか。

時間を売るから、価値を売るように変えていく必要がある。価値、価値創造と言葉が流通している。しかし、これは思っている以上に簡単なことではない。価値を認識するのは相手。相手のことをどこまで想像できるかにかかってくる。人間、快に接近し、不快を回避する。これが行動科学や脳神経科学の根本の原理原則。相手のことを想像することは、やり方がわからなければ、負担感が増す。負担が増すことは不快。つまり、人間は回避する。

相手のことを想像する。それを続けられる目先の達成感以上に必要なことは、先々の報酬を先取できる想像力。想像は絵・マインドイメージ。言葉やロジックは、絵・マインドイメージの実現性やインパクトと大小を検証するための道具、手段。