価値観には絵がある。方針には絵は無い

価値観。簡単に使う言葉。「相手はどのような価値観があるのか?」とマーケティングで問う。価値観は相手が今まで、どのような生き方、経験をしてきたかの結果。

創業者は価値観をストーリーで語る傾向がある。根本には実現したい絵をその都度持ち、その実現に向け、先々の絵から報酬を先取しつつ、絵に少しでも近づいた小さな達成感を動機づけにし、困難を越えてくる。絵があるから、ストーリーが発生する。絵は方針ではまとめられないため。

2代目以降は、方針を伝える傾向がある。方針には多くの場合、絵が不足する。他社や他者を参考にし、確実に失敗しない、組織を維持することが選考されるため。

ストーリー、物語が大事だと、結果を出し続けた、続ける創業者の結果に目が向いている。ストーリー、物語はとても大事。しかし、ストーリー、物語には絵がいる。具体的で精緻なマインドイメージがいる。戦略のフレームワークも同様。結果を出し続けた、続ける創業者や優秀な方々の結果。