営業部門のオペレーション型リーダーと需要創造型リーダーの小さく大きな違い

すでにある需要・業務をミスなく
より速く対処できる優秀な
オペレーション型リーダーは、
目の前の相手が
「(今)どう感じているのか?」
「(今)何を思っているのか?」
「(今)何を考えているのか?」
を想像する習慣がある。

自身が望む目の前のゴールに向け、
“今”の相手を想像する。
「たしかに、そうですよね」
「たしかに、そのとおりですよね」
「言われてみると、そうですよね」
と相手が思う言葉を投げかけていく。
一般的に相手から“肯定を引き出す”
“YESを引出す”と言われるやり口。

そして、相手に
「これ凄いと思いませんか?」
「これやった方が良いですよね?」
のような言葉に変えていく。
最後に「これやりましょう」と
締めくくる。

このような一連の言葉を投げかけ
自身が望むゴールに着地。
相手が自分の代わりに動いてくれる
部下やメンバー、お客様に対して
これらの小さな行動を積重ねていく。

ここまでは営業を支援する機械が
オンラインであればその場で
サポートしてくれる。その精度は
向上していく。

需要創造型リーダーも想像はする。
優秀なオペレーション型リーダーが
取る行動はとうぜん習慣になっている。

その上で、目の前の相手が
「(今後)どう感じていくのか?」
「(今後)何を思うのか?」
「(今後)何を考えるのか?」
を相手が話す少ない事実から想像し、
相手の“将来”を思い
具体的な絵を描いていく。

オペレーション型リーダーの
中には、相手との関係が持続
できないケースがある。
その原因は相手の今と自分の
目の前のゴールを観ているため。

需要創造型リーダーは
相手との関係が持続する。
その要因は相手の将来を
思い描き、今に対応するため。

オンラインでのやり取りが
習慣になると、オフライン、
対面で関わる価値が今まで以上に
高くなる。今までよりも特別な
ものになる。かつての対面接触は
もうできない。もどれない。

自分の将来のことを間違っていても
想像して描いてくれる。
いまのところ機械はやってはくれない。

この思考、想像の習慣をできる人が
パフォーマンスを上げている。

トレーニングをすることで、
誰もができるようになる。

具体的な行動のやり方は
単月の結果をつくるためには必要。
それ以上に大切なことがある。
具体的な思考、想像のやり方。