人事制度の導入が目的化される・・・

「メンバーシップ型からジョブ型へ」「ジョブディスクリプション」「職務記述書」など昨年から高い頻度で耳にするようになりました。様々な立場の人たちが、様々な正論を展開しています。何が正しいのか?どう対応していけばよいのか?結局、何が目的なのか?インプットが増えればふえるほどわからなくなっていく。同業他社が導入したからうちも入れるように検討する。このような導入が目的化し、担当者が違和感を抱きご連絡をいただくことも増えてきています。

・制度を導入しても運用ができない

・そもそもの事業戦略の実現に制度が直結しない

・職務と職能の違いがよくわからない

・RPAロボを入れ始めている。過去の職務分析では対応できない

・制度が社員の自発性を引き下げているように見受けられる

この状況を少しでも人間の行動原理と原則にもとづいて交通整理するために、弊社とお付き合いのあるお客様とで議論をしてきました。

弊社の中核の事業ドメインではありませんが、今まで大手企業から中堅企業の中でお付き合いが4年以上ある80社程度の企業から、人間の行動原理と原則にもとづいた採用・評価・賃金制度をつくるご相談や依頼を受け、関係ができているためパッケージではなく個別に議論・実験をしながら共働型で対応してきました。これらの結果と当社の評価・賃金制度をつくり直し運用し実験検証を弊社内のスマートクリエイティブマネジメント総合研究所と進めた結果をリリースすることにしました。

採用評価賃金は事業戦略を実現するためには必須の制度。しかし、未来を創る事業戦略、未来の事業環境に適応するための戦略の実行に制度がつながらず、過去の焼き直しをしてしまっている。このようなケースが圧倒的に多い。今、そして今後、どのような制度をつくっていくのが望ましいのか。

先進的な取り組みも交えながらまとめています。ご興味があれば、ぜひプレスリリースの記事をご覧ください

【日本初】ロボットもマネジメントするポスト記述『スマートジョブディスクリプション™』発売|リクエスト株式会社のプレスリリース (prtimes.jp)