相手にとって身近な話は評価が高くなる

相手の仕事上の話。
相手が実際に抱えている問題の話。

いずれも相手がすぐにイメージがわく。
すぐにイメージが湧くため負担感が無い。
負担感が無いことは人間にとって快。
人間、快にちかづき不快を回避する。

例えば、怒りをマネジメントする話。
多くの人が怒りを持つ。
怒りを持たない人の方が圧倒的に少ない。

例えば、部下育成の話。
管理監督者であれば話を聴く。
いずれも私もそう思う。
目先の問題解決につながる絵が浮かぶため。

いずれも対処の延長線上にある。
目先の問題解決、火消しに直結できる。

しかし、根本的な問題解決にはいずれもならない。
根本的な問題解決には負担感が発生する。

人間にとって負担感は不快感。
人間、不快を回避するもの。

相手が負担感少ない対処からはじめ、
徐々に負担のある対応へ向かうようにする。

相手の仕事の範囲の問題からはじめて、
根本的な問題解決に至るスモールステップを
つくり徐々に負担感に慣れていってもらう。

需要創造などの創造は身近ではない。
そのまま伝えても負担感が高い。

これが人の育成には必要なこと。