人間にしかできないこと。自分の立場から“良かれと思って”が問題を発生させることがある

相手と自分。

・経験してきた内容が異なる。
・蓄積してきた知識と技術の量と種類も異なる。
・訓練して身に付けてきた技能も。
・今まで強化され形成されてきた価値観もとうぜん異なる。

相手のことを自分の立場から考える。
悪気無く、相手と自分は同じだととらえてしまう。
しかし、相手はそう思っていないことがある。

良かれと思って相手にしたことが、
相手はネガティブにとらえることがある。

相手の立場から想像する必要がある。
・相手はどのような経験をしてきたのか?
・どのような知識と技術を持っているのか?
・どのような技能を習得してきたのか?
・どのような環境で何を強化されてきたのか?
これらをできるかぎり想像する。

そのために、相手に関わり話をする。
相手は嫌いな人には関わらない。
相手から教えてもらう。
教えてもらうには話を聴く。
話を聴くには質問をする。

こちらが聞きたい順に質問しても相手は答えづらい。
どのような順番で質問をしたら良いか?
質問に答えやすくするためにどのように関わればよいか?

相手のことを、相手の立場からどこまで想像できるのか。
とても人間らしいこと。

しかし、人間、なかなかこれができていない。