次世代リーダー育成の問題点と解決ポイント

リーダーとして活躍している人が持っている知識とスキルを明らかにし、それを次世代リーダーへ移そうとする。リーダーとして活躍できるようになるまでの過程で身に付けてきた知識とスキルの分析が不足している。リーダー育成で大切なことは、結果を出すための過程。リーダー育成に限らず、成功事例の横展開も同様。成功事例を共有されても、それを再現できるのは10%程度。なぜ、こうなるのか?成功事例になるまでの試行錯誤が残りの90%の人達はできない。これが原因。

次世代リーダーは過去に誰かがつくってきたやり方が使えない。誰も成し遂げたことのない目的と目標を実現する役割を担っているため。

1.「目的と目標から解くべき課題をどうやってみつけるのか?」

解くべき課題はわかる。しかし、課題を解決するやり方が無い。他社ベンチマークをしても、そのまま使うことはできない。

2.「1つ1つのやり方・打ち手はどのように創るのか?」

手を打っても結果はすぐにはでない。半年後、1年後になることもある。それでもでないこともある。

3.「不確かな中で、それでも目的と目標に近づく手を打ち続けるには?」

目先の効率を追求し生産性を上げることが目的化されている場合、より速くよりミスなく指示されたことをこなす習慣がついている場合、次世代リーダーの役割はいつのまにか優先順位がさがる。次世代リーダーの取組みは目先だけをみると極めて非効率的に周囲は認識する。

4.「どうやって本来やるべきことの優先順位を上げるのか?」

資金が無くなる前に目先の資金(日銭)をつくりながら、本来の目的に近づく必要がある。

5.「スケールすること、スケールしないことのバランスをどうとるのか?」

事業計画は実現することが目的ではなく、俯瞰するために立ち止まる手段として使う。やってみないとわからないのが、次世代リーダーが担うこと。

6.「まずやってみて、反応が良かった打ち手を改善していくには?」

これらの課題を具体的にどうやって解決していくのか?それが次世代リーダー育成のポイントです。

具体的な解決のやり方についてはお問い合わせください。