矛盾を矛盾のまま、矛盾なく取り扱う

「矛盾している」
これはある人が経験を通じて身に付けた常識と価値観、そもそもの好き嫌いで判断した結果。常識と価値観は人によってことなる。同じ人種であっても、生活してきた地域・環境、年齢によって異なる。

目的や目指している場所が同じであっても、視座が異なれば、みている範囲が異なれば、選ぶ手段が異なる。選ぶ手段はいずれも間違ってはいない。

ある人はその手段が良いと考える。ある人はその手段は悪いと考える。矛盾する。この矛盾を矛盾なく、矛盾のまま、取り扱うことがマネジメント。組織には多様な人がいる。いずれも間違ってはいない。否定はパフォーマンスを下げる。

矛盾を矛盾のまま、矛盾なく取り扱うことができれば、否定をする必要がなくなる。これが真のマネジメント。