その職場、その職務の常識・ふつう・あたりまえからムダを取る

日常、仕事をしていて「それはふつう」「それはあたりまえ」「それは常識」を耳にする。とくに新人や若手のころに。このふつう、あたりまえ、常識があることで、業務・オペレーションがより速く、よりミスなく回せることは事実。

しかし、このふつう、あたりまえ、常識の中に、目的が曖昧、そもそも目的を誰も知らないものがある。これらを止めることで、オペレーションの時間は短縮される。教える時間も削減できる。いずれ、オペレーションの機械化されていくが、それまでにできるムダとりはまだまだある。

当初は目的があった手段。手段をミスなくより速くできるようにする中で、目的がわからなくなっていく。目的がわからなくなっていくため、改善ができなくなる。事業環境が変わり、業務プロセスのアウトプットが変わる。目的が変わる。プロセスも変わる必要がある。しかし、今までの常識・ふつう・あたりまえが職場の行動・思考の習慣になっているため、プロセスが変えられない。

まず、すぐにはじめられることは「それはふつう」「それはあたりまえ」「それは常識」と口にしている業務・やり方のそもそもの目的に立ち返ること。

オペレーションの生産性を上げることは、システムを入れることでは無い。