相手の目先の都合を優先したほうが、自分にとっても効果的で効率的

目先の自分の都合を優先したいと行動する人は多い。9割以上。我先に。

先々の成し遂げたい目的がある場合、目先の自分の都合を優先したい人達に、物理的な道も含め、自分が立ち止まり「どうぞ」と譲ってあげた方が、お互いに良い。お互いの利益になる。

相手はとにかく目先で、我先にと自分の都合を優先したい。それが叶う。すぐに達成感・優越感「越えてやった」「譲らせた」「思い通りになった」などの報酬・快を得ることができる。目先で満足する。満足するまでの時間は、想像しているより極めて短い。すぐに満足する。ぶつかるより、目先の都合を優先してあげて、目先の達成感と優越感を与えてあげた方が、お互いにとって良いとつくづく思う。

こちらは、ムダな感情の動きに左右されずに、目的に向け次の打ち手を構想し、それを打つことができ「(目的に)近づいた」などの達成感が得られる。「人に寛容になった方が良い」「頭を低く、腰を低く」などの言葉の真意はここにあるように思う。ただ単純に、盲目的に寛容になる必要は無い。

「相手の目先の都合を優先する」は「相手のことを否定しない」と同じように、リーダーにとって重要なこと。