一般論を一般論のまま納得しない。自分で経験して身体感覚をふまえ結論付ける

ネットをのぞくと一般論がいたるところに転がっている。「そうなんだ」と納得してしまいそうになる。インプットはとても大切だと思い。しかし、一般論を一般論のまま納得していては、人が納得できることを伝えることはできない。

「それは、ほんとうなのか?」

「なぜ、そういうのか?」

から始めれば良い。答えが出なくてかまわない。すぐにでるわけもない。目先の非効率がこの領域はとても大切。

自分で経験もしていない、身体感覚で理解もしていない。この状態はリーダーにとって危険。リーダーは自分の代わりに人にも動いてもらう必要がある。一般論で人は動き続けない。

学生時代からスマートフォンがふつうにあった層は、同調圧力がはたらく。周囲の出方をみてから、動くなど。確かにそうだと思うが、スマートフォンが学生時代から無い、私も含めおじさん達も行動習慣はたいして変わらない。組織の中で、同僚や他拠点がどう動くのかをみながら動き出す。周りが動かない場合は、自分も動かない。立場が拠点長であるにも関わらず。

人間の根本は変わらない。人間、不快を回避し、快に接近する。

世代によって日々、使うテクノロジーが異なる。とうぜん、思考や行動パターン・習慣は異なる。しかし、感情や身体を持つ人間には変わりはない。

マーケティングデータなどの統計データであたり、仮説をつくるのは良いが、仮説を実際にやってみて身体感覚で理解、検証していかないと、新たな需要や新たな取引は創れない。