「嘘をつく」思考と行動は習慣化しやすい

嘘をつく。
その場から逃れることができる。
人間、不快を回避するものだから。
目先では効率的な行為ともいえる。
その場にいる時間を短縮できるのだから。

「はやくおえられた」達成感がある。
「なんとかやり過ごせた」安堵感もある。
達成感と安堵感は快・報酬になる。
嘘をつくことを強化し習慣化をうながす。

1つ目の嘘から、
次々と嘘をつくる必要が出てくる。
嘘を正当化する根拠・ロジックを
思考する時間と労力が必要になる。
そして、認知もゆがみはじめる。

目先の効率を優先した結果、
先々では極めて非効率な状況が確実に発生。
嘘とその根拠、ロジックづくりで
毎日がつぶれてしまうようになる。
その結果、破綻する。

「人に恥じないように」
「嘘はつくな」と大人は上から言う。
実際にやり続けている人は極わずか。

持続可能性を追求するは大事なこと。
報酬の先取りになる。気持ちが良い。

しかし、その前に日常、
やった方が良いことがある。

人に対して嘘をつかない。
人に迷惑をかけたらすぐに
「ごめんなさい」と謝る。

これだけでずいぶんと
社会の持続可能性は上がる。

これは各自の身体感覚で
納得のいくことでは無いでしょうか。