これからも仕事をしてお金を獲得し続けるための新たな需要が創造できる人材になる
今ある需要は必ずなくなる。
需要があるから業務・仕事がある。
今ある需要に対応するために、業務の効率を上げる。つまり、より速くこなせるように創意工夫をする。さらに、業務の成果物の品質を上げる。
業務の効率を上げ、業務の成果物の品質を上げるために、日々、小さな改善を積上げていく。小さな改善には達成感が発生する。小さな評価もされる。その結果、今ある需要に対応するための行動と思考は継続され、習慣になり、自動化、つまり、条件反射でこなせるようになる。
需要が減少しはじめる、もしくは、急に無くなる。このような状況になっても、10人中9人以上は、今まで身に付けた、今までの需要に対応するための行動と思考を、無意識でやってしまう。習慣になり、自動化され、条件反射でこなせるようになってしまっているために。かつ、それなりの達成感を得てしまうために。
しかし、この行動と思考は、需要が減少もしくは無くなっていることに対しての対応であるため、価値はない。価値の無いことを日々繰り返す。誰も悪気はない。頑張っている・・・。
努力は報われるためにするもの。
このような状況になった場合、過去のデータに基づいた予測、ビジョンづくり、戦略策定、精緻な計画づくりは、意味をなさなくなる。価値が無くなる。
新たな需要を開発し、開拓、創造をしていかないと、価値をうまなくなる。
新たな需要創造や価値創造、事業創造などは、流通している書籍を読むことで、誰でも頭では理解することができる。しかし、それを日々の行動と思考に展開できる人は、ごくわずか。10人中1人いるかないか。
なぜか?
では、具体的にどうしていけば良いのか?