問題意識があるから、新たな知識や技術の習得が進む

新たな知識や技術を身に付け現業で使うには、問題意識が必要になる。問題意識が興味や関心、好奇心のもとになる。しかし、同じ業務を繰返し行う中で、問題意識がなくなってく場合がある。では、どうすれば、問題意識をつくることができるのか?

①動機付く目標がある場合は、現状とのズレ(ギャップ)に気が付く。そのズレが問題意識となり、その解決のために新たな知識や技術を身に付けようとする。※動機付く目標がない場合は、現状に問題があると認識できない。思考は固定化されたまま。

②目標がない場合は、「目標を持つように」と促されても持てるわけではない。思いも同様。まず、現業の中で自分が動機付く問題をみつけることからはじめる。

③動機付く問題を観つけられない場合は、現状に「なぜ、〇〇なのか?」と問いかける数を増やす。人間、問いには答えようとするもの。新たなインプットが少しずつ増えていく。その結果、自分が動機付く問題がみえはじめる。

※今まで現業でやったことがないことをやってみる。その結果、現状とのズレに気が付き、問題意識が芽生える。しかし、やったことがないことを、まずやってみる人は少ないため、上記のステップで考え進めていく。