月額数千円や年間3万円程度でオンライン講座がほぼ受け放題。情報だけではなく、質の良い知識とスキルが限りなく無料になっていく。これはとても良いことだと思う。知識とスキルは誰でも身に付けられるようになるため。
一方で問題が起きている。知識とスキルを身に付けても仕事にならない社員が増えている。
仕事は相手の問題を解決するためにある。仕事は自分の知識とスキルを蓄積してくためにあるわけではない。にもかかわらず、知識とスキルの習得が優先される。
相手は間接部門であれば社内のメンバーがお客様。営業であれば取引先やお客様。
お客様が今何を望んでいるのか?何を必要としているのか?
それを想像することなく、世の中で一見トレンドになっているように見える知識やスキルを身に付け仕事をしようとする。とうぜん、お客様は求めていない。満足しない。自分の問題が解決できないため。もしくは、知識とスキルを身に付けることが目的になっている。知識とスキルは、今のお客様、今後のお客様の問題を解決するための手段。
感情を持つ、自分とは価値観の異なる相手に関わることが置き去りになっている。
お客様に関わる、お客様のことを思考する、お客様のゴールを想像する、ゴールに至るまでにどのような道筋を通るのかを想定する。その道筋にある問題を特定する。ここではじめて知識とスキルが必要になる。
オンラインで限りなく無料で知識とスキルが手に入る。この知識とスキルを使うことは、作業員から抜け出せないことも理解しておいた方が良い。作業はいずれ機械化される。