西田幾多郎氏の善の研究、YKK吉田忠雄氏の精神”善之巡環”、応用行動分析学

善之巡環

相手の利益をはかり(その結果)自らを繁栄

商売・ビジネスを続ける根本の考え方。

YKKはいかにして米国製造業の「至宝」になったか 
| Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

相手の利益は目先と中長期。
特にB to Bの商売の場合、継続がとても大切になる。
目先の利益を訴求し成約してもいずれ関係が壊れる。

善は人格の実現

人格は統一力(創造性)
統一力は主客合一
主観(自己)と客観(他者)の一致・統覚

相手の立場から想像する習慣が必要になる。
自分の立場から相手のことを想像するから離れる

統一力は知と情を尽くすことで高まる
知は知性、情は感情

ろうそくの灯火、もう紙一枚の進めを参照

私欲と価値観が没し去る
矛盾を矛盾のまま矛盾なく扱える

知と情を尽くすには目的と意志がいる
人格の要求が目的。目的は理想。
理想を実現するには意志がいる
意志には想像と思惟がいる

想像と思惟が“報酬の先取り”になり継続できる。
思惟は勝手な想像を論理立て検証すること。

意志を持ち理想に近づくことで、
行為に価値(意味)が生じる

価値(意味)が報酬(快)になり継続できる。
できるが増えていく。楽しくなる。

分離した知(性)、(感)情、意(志)を統一。
主客未分の状態に戻る

仕事をする「そもそも」を立ち止まり問う。
先人の言葉の意味を調べ思考を具体化・深めていく。
目先では極めて非効率。
中長期ではとても効率的。
生産性は目先と中長期の両方。

目先で効率化すべきこと、すべきでないことがある。

この区分けができない場合、
組織から思考する習慣が無くなる。
言われたことを従順にやる人は育つ。

言われたことだけを徹底してやる人材育成も必要。
成功パターンが確実に機能する事業環境がある場合。
思考する時間が無駄になるため。
やるべきことを徹底した方が効率的になるため。