何かを身に付けようとする。日常、忙しいから休みの日にまとめて頑張る。これでは習慣にはならない。

知識を覚えようとする。例えば単語。日常、忙しいから休みの日にまとめてやろうとする。実際に、そうやる。土日はやった感、達成感が得られる。しかし、知識をおぼえる習慣は身につかない。習慣は日々、続けることでえらえる。

習慣がはじまるまでに目安で3週間(21営業日)。3週間つづけることで、当初の負担感は無くなる。しかし、3週間は意外と長い。続かない。だから、どこかでまとめてやろうとする。さらに続かなくなる。では、どうすれば良いのか?毎日やる分量を負担感が減るまで少なくする。それを3週間つづける。質よりも回数。内容がわからなくてもかまわない。その後、内容に入っていけばよいだけのこと。内容に入っていく負担感が3週間もすれば減少する。

そもそも、目の前の具体的な問題が無い状態で、ポータブル化され流通している知識やスキルを身に付けても、実際の問題を解決できるわけではない。

目の前に具体的な問題がある。それを解決するために必要な知識とスキルを知り、問題解決に取り組むことで、知識とスキルが、実際に使えるレベルで習得できる。

暗記する、とにかくインプットすることで、検索のインデックスは増える。しかし、具体的な問題解決は別の話。

知識やスキルを身に付けるベストなタイミングは、実際に具体的な問題に直面した時が良い。知識やスキルをおぼえることが目的化されない。知識やスキルをどうやって使い問題を解決するかが目的になる。知識やスキルは使用場面の汎用性が高い。使用場面の汎用性が高いことは、各場面に応じて具体化しなければ機能しないため。