できると思っている人の中には、ハードルを下げることを嫌がるケースがある

何か新たなことをはじめる場合、今まで身に付けてきた行動や思考のように簡単にはできない。できないことは人間にとって不快。人間、不快を回避し、快に接近する。快は今まで身に付けた行動と思考。今まで身に付けてきた行動と思考をやった直後に「(うまく)できた」が発生する。これが快。その結果、いつまでたっても、新たな行動と思考がみにつかない。

では、どうすれば良いのか?

ハードルを“下げる”。負担感が少なるようにみにつける行動と思考をばらして、簡単なものから複雑なものへならべていく。簡単なものから着手する。それだけのこと。

しかし、このやり口を不快に感受するケースがある。「自分はもっとできる」。これは事実。しかし、もっとできることは、今まで身に付けてきた行動と思考の話。この自尊心が邪魔をして、同じことを繰り返す。難しいことからはじめようとする。つづかない。休みの日にまとめてやる。習慣にはならない。これを繰り返す。