チェックリストの利点と大きな弊害。目的と効果の理解が不足している。では、どうすれば良いのか?

チェックリストがあることで、日々、やるべきことが、もれなく繰り返すことができ、習慣にしていける。自分のために、自分でチェックリストを作成して運用することが、最も効果がある。

一方で、組織でチェックリストを使おうとする。チェックリストを作成する人は、その組織の中でハイパフォーマーと呼ばれるオペレーターとし優秀な社員。このハイパフォーマーは組織の中で1割未満。ハイパフォーマーは、圧倒的多数のそれ以外の人の行動、思考、感情、心理のパターンを熟ししていない。したがって、チェックリストが機能しない。

それだけで終わることは無い。チェックリストを使い、各現場のリーダークラスに担当者をチェックさせ、モニタリングをする。これは大事なこと。大きな組織になればなるほど、確かに必要にはなるケースもある。しかし、問題はリーダークラスがチェックリストを使う“使い方”に問題がある。それを教えていないことがそもそもの問題だが。

リーダークラスはチェックリストを使う目的を伝えられていない、もしくは理解できていない。そもそも、やらされ感に満ちている。しかし、上が求める報告を目的化してしまう。

人間、チェックをすると、できていないことをフィードバックしようとしてしまう。悪気はない。できるようになってもらいため。しかし、できていないことをフィードバックされて、動機づく人は、ほぼいない。人間は行動科学や応用行動分析学の実験結果のように「不快を回避し」「快に接近する」これが人間の原理原則。

「なにくそ」と思うようなタイプは、そもそも、ほっておいてもハイパフォーマーになっていく。このタイプは、いずれ正しく目的を設定”できない”組織から離れていく。

このチェックリストを使ったリーダーの現場担当者のチェックとフィードバックのフィードバックを変える必要がある。あまりにも非効率、非生産的が蔓延している。誰もそこに関わろうとせず、設備や機器を入れようとする。それでは、何も変わらない。コストだけが増えるだけ。

以下、実際にクライアント先の設計・生産現場で使っているものです。クライアント先の範囲は、社員数30,000人から年商30億円の地場の中堅企業です。
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明らかに非効率的、非生産的なオペレーションのやり口を変えてい頂くために。はやくオペレーションを効率的で生産性の高い状態に変えていただくことが、弊社のビジネスの拡大につながるためです。弊社はsmart creative management®「需要創造型リーダーの開発®︎」が主要ドメインです。多くのリーダーと管理監督者が、それぞれの組織の成長と発展をさせていく需要創造・新たな取引の創造に速く時間と労力を使って欲しいと考えています。

スマートクリエイティブマネジメント総合研究所 理事長
ABAオペレーションズ研究センター センター長
リクエスト株式会社 代表取締役
甲畑智康