習慣を乱す大きな原因の1つ

例えば、親と子。

夜8時。お風呂に入る時間。
しかし、子は働く車の動画が観たい。
子は「いーやーだ」と言う。
気持ちはわかる。

親は子の身体的な成長を願い、
夜9時には寝てほしいと
子供のことを思って夜8時に
「お風呂に入ろう」と伝える。

親は子(相手)のことを考えて
正論を伝えている。

これを毎日、続けていくことで、
夜8時にはお風呂に入る習慣が付く。

しかし、
親がたまたま疲れが出てしまい、
いつもお風呂に入る時間に入らない。

子のお風呂に入る習慣が乱れ始める。
この状況で親が子にお風呂に入る
ことを強要。子の抵抗が強くなる。

親が偉いと錯覚、より強要したとする。
ますます、子の習慣が乱れていく。
子の感情が乱れ、
そもそもの生活が乱れ始める。

親の正論は、
子からすれば綺麗事になっていく。

相手のことを考えている。
しかし、相手が納得できない
姿勢をみせてしまう。
望ましくない模範。

これは家庭の話だが、
職場でも同じ。

年齢や経験、知識量が異なっていても、
人間の感情はそうそう変わらない。

上司と部下は役割が違うだけ。
どちらが偉いわけではない。
お互いに機能分担をしているだけの存在。

お互いにフェアである必要がある。
目的は大きな目的を成し遂げるため。

自分の行動を
相手がどうとらえているのか?

相手の立場からどれだけ想像できるか?
相手の経験と知識量をベースから。