部下育成のモヤモヤ、イライラが減る科学的で具体的なやり方

リーダーが効率的に部下を育成、新たな取引、需要、価値創造をする時間を確保する。

リーダーの役割は、自分1人では成し遂げられない、先々の実感のあるイメージ・絵を部下の力を借りて実現すること。部下のすべてが自律的で創造的であることは極めて稀なこと。そのような人材を採用できる組織は、実際はほぼ無い。どれだけ採用に力を入れても限界はある。経営者や人事部が「今年の新人は自頭が良い」「ポテンシャルが高い」、中途社員であれば「即戦力になる」と言ったところで、現場に入った途端、個別具体的な現場の問題解決に適合していない、鍛えられていない地金が露呈する。自頭やポテンシャル、即戦力は、個別具体的な問題解決にはそのままでは活かすことはできない。

リーダーは「部下が言ったことをやってくれない」「できないのに、できると思い込んでいる」「期待していたのと違い」など。部下は「リーダーを尊敬できない」「そもそも、言っていることが良くわからない」「自分の能力が発揮できる仕事じゃない」など。

これらの問題はできるかぎり効率的に解決した方が良い。部下の戦力化は目的ではなく手段。自律的で創造的な部下“以外”を”効率的”に戦力化する必要がある。しかし、リーダーもその部下も感情のある人間。部下育成は目的を実現する手段。部下育成がとても大変で、目的化してしまっていることもある。それでは組織は機能しない。余計な採用コストが、自分たちが生み出した利益を削っていく。

では、どうすればよいのか?

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